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space無有さまの食卓
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leaf最新の飼育日記はこちら(随時更新)→『ある日のメニューとご様子space
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Date
ある日のメニュー
メモ
1/8(月)
午前:
大根の葉、カブの葉、ナズナ、せり、ハコベ、母子草、タビラコ、のげし、
炭酸カルシウム

午後:
オオバコ、のげし、キュウリ草、小松菜、スズメノエンドウ、炭酸カルシウム
春の七草粥にあやかって、無有にも七草をおすそわけ。
でも、セリは苦手だったようで、"うげっ"とばかりに、口からペッペと吐き出していた。
今年も一年、元気ですくすく育ってね。
2/12(月)
午前:
小松菜、カブの葉、大根の葉、春菊、白菜、オオバコ、豚菜、のげし、
ルッコラ、炭酸カルシウム

午後:
なし
ケージ内を歩き回ることもほとんどなく、食事も午前の一回だけで、一日の大半をシェルターの中で寝て過ごしそのまま就寝。
まだまだ寒いからかな。
3/24(火)
午前:
たんぽぽ、のげし、ハコベ、鬼田平子、姫踊り子草、ウラジロ父子草、
からすのえんどう、 大根の葉、水菜、炭酸カルシウム

午後:
たんぽぽ、のげし、キュウリ草、小松菜、大根の葉、炭酸カルシウム
宅配の無農薬野菜セットに、青々と大きくて、トゲトゲしい"水菜"が入っていた。
スーパーに出回っているものとは種類が違うらしく、見た目野草のアザミに似ている。味も濃いというか青臭く、独特の苦みがある。そのせいか、水菜はあまり好きじゃない無有だが、これはよく食べる。
4/12(木)
午前:
たんぽぽ、のげし、豚菜、オオバコ、鬼田平子、母子草、仏の座、ナズナ、
からすのえんどう、大根の葉、マルベリーカルシウム

おやつ:ベランダでつまみぐい
ルッコラ、ハコベ、エンダイブ、カランコエ、タチイヌノフグリ、
ワイルドベリーの葉

午後:
たんぽぽ、のげし、豚菜、オオバコ、大根の葉、キャベツ、桑、炭酸カルシウム
陽気が良かったので、久しぶりにベランダに出した。早速、野菜や野草の鉢へ突進。相変わらず、おいしいものには、鼻が利く?。
ベランダでつまみ食いした分、午後の餌は少なめ。無有はちょっと不満そう。
5/30(水)
午前:
たんぽぽ、クローバー、クズ、オオバコ、豚菜、鬼田平子、母子草、
すずめのえんどう、ナスタチウムの葉と花、ワイルドベリーの葉と実、
炭酸カルシウム

おやつ:ベランダでつまみぐい
のげし、三つ葉

午後:
たんぽぽ、桑、クズ、オオバコ、やぶがらし、豚菜、ハルジオン、
ウラジロ父子草、炭酸カルシウム
今日で無有が我が家に来てからちょうど一年。
わからないことばかり手探り状態での飼育の中、元気に大きくなってくれて本当に嬉しい。
ささやかながら、お誕生日プレゼントとして、ワイルドベリーの実とナスタチウムの花を差し上げてお祝いした。
6/3(日)
午前:
たんぽぽ、クローバー、葛、オオバコ、豚菜、みぶ菜、炭酸カルシウム

おやつ:ベランダでつまみぐい
のげし、三つ葉

午後:
たんぽぽ、桑、ウラジロ父子草、オオバコ、ハルジオン、炭酸カルシウム
宅配の野菜セットに『壬生菜(ミブナ)』という珍しい葉野菜が入っていた。どうやら水菜の仲間らしい。早速与えてみるが、水菜が特に好きではない無有の反応は、やはりイマイチ。
7/6(金)
午前:
たんぽぽ、龍舌菜、桑、葛、オオバコ、クローバー、米粒詰草、小松菜、
裏白父子草、人参の葉、ちんげん菜、炭酸カルシウム

おやつ:ベランダでつまみぐい
ポーチュラカ、三つ葉

午後:
たんぽぽ、オオバコ、桑、葛、のげし、ヒメジョン、へびいちごの葉、豚菜、
菜花、炭酸カルシウム
ベランダにいるとばかり思っていたら、気がつかないうちに部屋に戻ってきて、キッチンの辺りを歩き回っていた。しかも、ベランダでウンチをしてそれを踏んだらしく、足とお腹がウンチだらけ!大慌てで、無有をお風呂に入れて身体を洗い、床を掃除した。
米粒詰草が茂ってきたので、今年も夏の間のおやつように、根ごと数本抜いて持ち帰りベランダのプランターに植えた。
8/10(金)
午前:
たんぽぽ、龍舌菜、オオバコ、のげし、クローバー、豚菜、小鬼田平子、
やぶがらし、へびいちごの葉、トウバナ、ベカ菜、つるむらさき、
炭酸カルシウム

おやつ:ベランダでつまみぐい
ポーチュラカ、米粒詰草

午後:
葛、桑、のげし、龍舌菜、オオバコ、ローメインレタス、つゆ草、裏白父子草、つるむらさき、炭酸カルシウム
去年は苦手だった『つるむさらき』を、今年は別人、いや別亀のように、パクパク食べる。
以前、「カメも、成長すると嗜好が変わる」と聞いたことがあるけど、本当なんだな。 そういえば、今はあまり好きじゃない水菜も、家に来たばかりの頃は、美味しそうに食べてたっけ。人間が、子供の頃苦手だったものが、大きくなって好きになったり、その逆だったりするのと同じことなのかなぁ。
9/18(日)
午前:
たんぽぽ、オオバコ、のげし、クローバー、豚菜、鬼田平子、やぶがらし、
イヌガラシ、つゆ草、チドメグサ、マルベリーカルシウム

おやつ:ベランダでつまみぐい
桑、三つ葉、ポーチュラカ、カランコエ

午後:
たんぽぽ、葛、オオバコ、細葉秋のノゲシ、キツネノマゴ、ヒメジョン、
ジシバリ、 ハキダメギク、モロヘイヤ、炭酸カルシウム
チドメグサがそこら中に生えているので、セリが苦手な無有は、たぶん食べないだろう(チドメグサはセリ科)と思いながら、採って帰り与えてみたが、案の定、気の毒なぐらい不味そうな顔で、ペッペと吐き出していた。
暑い暑いと言っても、猫じゃらしの穂がたくさん出て風に揺らいでいる様は、すっかり秋の風情だ。
10/10(水)
午前:
たんぽぽ、オオバコ、のげし、豚菜、鬼田平子、落花生の葉、葛、ジシバリ
炭酸カルシウム

おやつ:みかん、ハコベ

午後:
たんぽぽ、オオバコ、豚菜、細葉秋のノゲシ、桑、ハキダメギク、踊り子草、
炭酸カルシウム
大好物のみかんを剥いたら、すごい勢いで走り寄って来て「くれ」とせがむので一口あげたが、もっと食べたそうにしばらくウロウロ。
午後は、薄日が射して来たので久しぶりにベランダへ。が、早々に部屋へ戻り、カーテンの下で寝てしまったため、ケージへと撤収。朝まで寝るのかと思いきや、5時頃のそのそ起き出して「腹が減った」と言う。結局、軽めの午後食をとり、いつもより2時間以上遅く5時半就寝。
11/15(木)
午前:
たんぽぽ、オオバコ、鬼ノゲシ、豚菜、クローバー、母子草、オオジシバリ、
からすのエンドウ、すずめのエンドウ、 へびいちごの葉、オオイヌノフグリ、
マルベリーカルシウム

午後:
たんぽぽ、オオバコ、のげし、豚菜、ハキダメギク、鬼田平子、ハルジオン、
炭酸カルシウム
11月半ばだというのに、連日最高気温が20度を超して、汗ばむぐらいだ。
そのせいか、たんぽぽもクローバーもオオバコもワサワサ生えているし、なんと、からすのエンドウや母子草、へびいちごなどの新芽まで出始めた。冬なのに、野草採取に全然困らない、というか、真夏より豊富?かも…。
カメ的にはありがたいけど、温暖化の影響かと思うと素直に喜べない。
12/28(金)
午前:
小松菜、カブの葉、大根の葉、春菊、白菜、オオバコ、豚菜、のげし、
鬼田平子、炭酸カルシウム

午後:
なし
冬本番、寒くなるにつれて、無有の運動量も減ってきた。
ケージ内を歩き回ることもあまりせず、食事も午前の一回だけ、一日の大半をシェルターの中で寝て過ごし、結局そのまま就寝。
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 無有の食事は、まだ子ガメで一度にたくさん食べられないこともあり、基本的に午前と午後の一日二回です。
たいてい、午前は、目が覚め、排泄もすみ、活発に動きだしてからの8〜9時前後。午後は、一眠りし再び活動を初めてからの3時前後に与えていますが、夏の間は、放し飼いなので、ちょこちょこつまみ食いしたり、反対に、冬は一食だけで一日中寝ていたりと、季節や無有の気分?によって、時間が前後したり、回数は変わります。

 ただし、量は、腹八分目(この八分目を見極めるのが難しいのですが…)の毎回完食を心がけ、与えすぎないように気をつけています。また、午前は多め、午後は若干少なめ、代謝が活発になる春から夏は多めに、代謝が鈍る冬は少なめにしています。リクガメ専門ショップ『GRACE』さん曰く「 人間だって、毎回満腹になるまで食べてたら身体に悪いでしょ?カメも一緒です」。飼育下では、ついつい過食になりがちなため、成長スピードが速まり、肥満や内蔵負担による病気などの弊害が出やすいのだそうです。

 少し前までは、赤ちゃんカメにとって腸閉塞の原因となる茎や固い葉脈は取り除いて与えていましたが、最近は小松菜や蕪の葉、大根の葉といった野菜の細い茎(太いものはまだ歯が立たない)なら食べられるようになりました。
ただし、たとえ細くても、野草、たとえば米粒草、大きく育ったカラスノエンドウなど主につる性植物の茎、同様に、大きく育った桑や葛、龍舌菜などの葉柄(葉と茎を繋ぐ部分)は、相当固く消化に悪いのでまだ与えていません。

 カメの嘴は鳥と同じで、放っておくとどんどん伸びてきます。野生では地面に生えている野草を引きちぎるようにして食べるため、嘴は自然にすり減るようですが、柔らかい野菜や人工飼料が中心になりがちな飼育下のカメは嘴の伸長が早く、一端伸びた嘴は病院等で整形する必要があります。
嘴の伸長を予防するためにも、繊維質が豊富な野草、野菜の茎を食べる習慣をつけさせることはとても大切
です。
無有も赤ちゃんカメだった頃は、大きい葉は食べやすいように細かく切っていましたが、最近ではわざと大きいピースで与えるようにしています。食べにくそうな大きな葉や野菜の茎も、上手に前足で押さえて引きちぎるようにして食べています。

 食後すぐ消灯になりケージ内の温度が下がると(冬は特に)、体温が低下し、内蔵に負担がかかって消化不良の原因になるので、遅くても消灯2時間前には食事を終了させるようにしています。

 人工のカメフードやビタミン剤を与えたことはありませんが、成長期ということでお医者様からカルシウムの添加を勧められ『炭酸カルシウム』をほぼ毎食、『マルベリーカルシウム』を4〜5日に一度の割り合いで、それぞれ耳かきに2〜3杯程度(赤ちゃんカメの頃は1〜2杯)、全体にまぶしています。
 
 毎日のメニューは基本的に野草がメインです。リクガメのエサにとって重要なのは、カルシウムとリンの比率が
『最低 3以上(ca):1(p)』(理想は4〜6:1)、低カロリー、低タンパク、高繊維質でミネラル分が豊富
であること。 リンの比率が高いと骨や甲羅の成長に障害を及ぼし、高タンパクは腎不全や結石の原因になるそうです。
そういう点からも、オオバコ、桑、のげし、たんぽぽなどの野草は理想的なエサといえます。野草をしっかり食べたときのウンチは、黒に近い深緑色でプリッと質感よろしく健康そのものです。それに比べると、野草が乏しい冬場など、野菜を多く食べたの時のウンチは、色はちょっと明るめで水分を多く含み、ベチャッとしているような感じがします。 

  野草で育てると野菜を食べなくなるという説があります。確かに無有も、他所に預けたときなど、野菜のみを連日与えられると食欲が落ちることがあるようです。しかし普段は、野草メインのメニューに野菜を取り入れても問題なく喜んで食べています。日頃から野草を多く食べている無有にしてみれば、連日野菜ばかりが続くと「おいおい、もっと美味しくて身体に良いものが他にあるだろう?知ってるんだぞ」とでも言いたいのかも?しれません。

 野草は、水洗いし、ある程度水気を切った後でキッチンペーパーに包み、野菜保存袋(100円ショップで購入可能)に入れておけば、冷蔵庫の野菜室で1週間は持ちます。ただし、冷蔵保存した野草は、一見新鮮に見えても、日々ビタミン等の栄養価は下がりますので長期の保存は避けてください。
摘んだばかりの青々しい匂いのする野草を、目をキラキラ輝かせてワシワシ食べるリクガメの姿は、このうえなく幸せそうで愛らしいです。私自身は、「野菜への食いつきが悪くなるから」と野草を敬遠するのは飼育者の勝手な都合のような気がします。

 季節の変化、道端や公園の片隅で繰り広げられる小さな自然の営み、道行く人の奇異な視線?を感じながらの野草摘みは楽しいものです。採取の際は、除草剤や殺虫剤、排気ガスのかかっていない場所を選び、土を落としてよく水洗い (犬猫の糞尿がかかっている場合もあるので)してから与えるようにしてください。

 野生のリクガメは、かなりの距離を移動しながら様々な種類の草を摂取して(約200種との報告もある)、微量な栄養を補っているそうです。とうてい200は無理ですが、飼育下においても出来る限り多くの種類を与えたいものです。 とはいえ、植物の中には、毒性のあるものや、人間に害がなくてもリクガメにとっては有毒なものが数多くあります。 よくわからない植物は決して与えないようにするとともに、あじさい、パンジー、ポトス、チューリップ 、ローズマリー、なす、トマトの葉といった身近な園芸種の中にも、毒性やシュウ酸を多くを含んでいるものがけっこうありますので、図鑑やインターネットなどを利用して調べ、十分気をつけたうえでメニューに取り入れてあげてください。

 下に、今までに無有が食べたものを書き出しました。エサのバリエーションを考える際にお役立て下さい。

 ★は"無有さま評価"、三つ『大好き』、二つ『まあまあ』、一つ『あまり好きじゃない』、なし『嫌い』です。

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leaf野草&ハーブ
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タンポポ
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★★★
★★★
★★★
★★★
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★★★
★★★
★★★
★★★
★★
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オランダミミナグサ
★★★
★★★
★★
☆☆
☆☆
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コセンダグサ
ヒメジョン
★★★
★★★
★★★
★★
★★
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☆☆☆
★★★
★★
★★★
★★
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セリ
★★★
★★★
☆☆☆
★★★
☆☆☆
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チドメグサ
スカシタゴボウ
★★
★★
☆☆☆
★★★
★★★
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ネコの草(燕麦)
   
★★★
★★★
☆☆☆
   
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ナスタチウム
パセリ
★★★
★★★
★★★
☆☆
☆☆☆
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ミント
       
☆☆☆
       
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野菜野菜
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小松菜
大根の葉
カブの葉
ちんげん菜
水菜
★★
★★
★★
★★
☆☆
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サラダ菜
モロヘイヤ
つるむらさき
春菊
からし菜
★★★
★★★
☆☆
★★
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枝豆の葉
落花生の葉
キャベツ
白菜
高菜
★★★
★★★
★★★
★★★
★★★
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キュウリ
人参
ミニトマト
カイワレ
三つ葉
★★
★★★
★★★
★★
★★★
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大葉
セロリ
壬生菜
タアサイ
空芯菜
☆☆☆
☆☆☆
★★
★★★
★★★
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オクラ
かぼちゃ
レタス
ブロッコリー
豆苗
★★★
★★★
★★
★★★
★★★
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パプリカ
       
★★★
       
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花園芸種
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ポーチュラカ(花/葉)
松葉牡丹(花/葉)
カランコエ(葉)
ゼラニウム
★★★
★★★
★★
★★★
☆☆☆
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ハイビスカス(花/葉)
       
★★
       
         
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果物果物
*果物はカルシウムの吸収を阻害するため、滅多に与えません(与えても一口程度)
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バナナ
みかん
いちご
りんご
すいか
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★★★
★★★
★★★
★★★
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